フォーミュラルノー選手権とは?
フォーミュラ・ルノーは、フォーミュラ・ルノー2.0といわれる車両を使用して行われるワンメイクのレースです。欧州、アジア、北米など世界各地で開催されているのも特徴です。
フォーミュラ・ルノーの選手権は、いわばプロへの登竜門として知られており、欧州では、フランス、イタリア、北ヨーロッパ(NEC:ドイツ・オランダ)、英国といった各地域選手権の他、EUROカップという全欧州の選手権があります。
クリックで拡大します。英国フォーミュラ・ルノー選手権は、2000年にキミ・ライコネンがチャンピンをとり、そのままF1にステップアップした事で、有名です。 2003年のチャンピオンは、ルイス・ハミルトンで彼は、2007年からF1にステップアップしました。 歴代チャンピンは、その後F3等でのチャンピン(英国F3チャンピオン、マカオF3優勝のマイク・コンウェイは、2004年チャンピオン)を獲得するなど、上級フォーミュラーへのステップアップ者を輩出する事で有名です。 もちろん欧州においては、EUROカップが最大規模であり、また競技台数も40台程度と、非常に激戦が行われています。 英国選手権は、イタリアやフランスといった地域選手権のひとつとなります。 ただ、英国選手権は、英国がモータースポーツの本場と言われ、同時に多くのF1チームが本拠を構える国である事からも、EUROカップとは別に、独自の位置づけを得ているようです。
そしてこの英国選手権は、イギリスツーリングカー選手権(BTCC)と併催されます。 英国でも最も競争の激しいミドルフォーミュラ(上級フォーミュラへの登竜門クラス)として注目の高い選手権です。
フォーミュラルノー英国選手権とは?
2008年英国選手権でのレースは、3月末から9月まで、年間合計10イベントで開催され、各イベント2レースで、合計20レースで競われます。イギリス各地のコースを転戦しますが、土曜日に予選が2回行われ、予選の結果に基づいたグリッド(出走順)で日曜日に2レースが行われます。英国選手権の場合、サーキットの最大グリッド数から、まず年初に年間登録を行います。 最大参加台数は、32台です。
1回のイベント(2レース)で使用できるタイヤは1セットプラス2本のみ。 従って、2レースでのタイヤの消耗も考慮したレースの展開が必要です。周回数は、コースの距離にもよりますが、各レースおおよそ15周程度です。クリックで拡大します
英国選手権では、参戦コストの抑制もあり、毎年3月から選手権終了までは、テスト規制として、一切の練習が禁止されます。 例外は、公式テストとして選手権に付随して行われる合同テストと、毎レース金曜日に行われる45分x2回の走行のみです。テスト規制が開始されると、毎回テスト・レースが終了すると、エンジン制御用のコンピューターユニットがはずされてルノーの人が持って行ってしまうという事です。
クリックで拡大使用できるタイヤにも制限があり、3月1日以後、選手権終了まで、参加者は、32セット(128本)のタイヤが供給されます(通し番号で管理) つまり、公式テストでも、使用するタイヤを慎重に考慮しないと、年間の本数の制限があるため、後になるとタイヤが不足するという事になりかねません。レースが開催されるサーキットは、7つであり、2サーキットは、2イベント開催されます。 それぞれが異なるタイプのサーキットで、例えばブランズハッチは、1周が2km程度の短いコースです。 一方、スラックストンというコースは、1周で2回しかブレーキを踏まないコースと言われ、平均時速が200kmを軽く越える、高速サーキットです。また今年は、シルバーストーンサーキットのグランプリコース(F1用)でのレースが組み込まれています。
フォーミュラルノー2.0の車輌の特徴は?
クリックで拡大しますフォーミュラルノー選手権に使用される車は、タトゥース製のフルカーボンシャーシに、ルノー製2Lのエンジンを搭載しています。 このエンジンは、ルノークリオ(日本名ルーテシア)にの使われている2Lエンジンをドライサンプ仕様としたもので、1998cc/192馬力です。
これだけでは、乗用車と変わらない?と感じるかもしれませんが、この車は純粋な競技車両で、ドライバーを含めて車重は、565kgです。
最高速度は、250km程度ですが、市販車と異なるのは、加速力です。
時速0km-160km加速は、4.85秒。 因みに、スポーツカーで非常に高性能であるポルシェGT3(1,600万円します。また馬力も415馬力です)でも0km-160km加速には、8.7秒かかります。 つまり静止状態から時速160kmに加速するのに、ポルシェGT3よりも約4秒速いという事です。 レース車輌がいかに加速力があるかわかると思います。
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