フォーミュラルノーとは

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更新日 2009-05-17 | 作成日 2008-02-23

INFORMATION
Formula Renaultとは?

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フォーミュラルノー選手権とは?

フォーミュラ・ルノーは、フォーミュラ・ルノー2.0といわれる車両を使用して行われるワンメイクのレースです。欧州、アジア、北米など世界各地で開催されているのも特徴です。
フォーミュラ・ルノーの選手権は、いわばプロへの登竜門として知られており、欧州では、フランス、イタリア、北ヨーロッパ(NEC:ドイツ・オランダ)、英国といった各地域選手権の他、EUROカップという全欧州の選手権があります。
IMG_1223.JPGクリックで拡大します。英国フォーミュラ・ルノー選手権は、2000年にキミ・ライコネンがチャンピンをとり、そのままF1にステップアップした事で、有名です。 2003年のチャンピオンは、ルイス・ハミルトンで彼は、2007年からF1にステップアップしました。 歴代チャンピンは、その後F3等でのチャンピン(英国F3チャンピオン、マカオF3優勝のマイク・コンウェイは、2004年チャンピオン)を獲得するなど、上級フォーミュラーへのステップアップ者を輩出する事で有名です。 もちろん欧州においては、EUROカップが最大規模であり、また競技台数も40台程度と、非常に激戦が行われています。 英国選手権は、イタリアやフランスといった地域選手権のひとつとなります。 ただ、英国選手権は、英国がモータースポーツの本場と言われ、同時に多くのF1チームが本拠を構える国である事からも、EUROカップとは別に、独自の位置づけを得ているようです。 
そしてこの英国選手権は、イギリスツーリングカー選手権(BTCC)と併催されます。 英国でも最も競争の激しいミドルフォーミュラ(上級フォーミュラへの登竜門クラス)として注目の高い選手権です。

フォーミュラルノー英国選手権とは?

2008年英国選手権でのレースは、3月末から9月まで、年間合計10イベントで開催され、各イベント2レースで、合計20レースで競われます。イギリス各地のコースを転戦しますが、土曜日に予選が2回行われ、予選の結果に基づいたグリッド(出走順)で日曜日に2レースが行われます。英国選手権の場合、サーキットの最大グリッド数から、まず年初に年間登録を行います。 最大参加台数は、32台です。
1回のイベント(2レース)で使用できるタイヤは1セットプラス2本のみ。 従って、2レースでのタイヤの消耗も考慮したレースの展開が必要です。周回数は、コースの距離にもよりますが、各レースおおよそ15周程度です。IMG_1333.JPGクリックで拡大します
英国選手権では、参戦コストの抑制もあり、毎年3月から選手権終了までは、テスト規制として、一切の練習が禁止されます。 例外は、公式テストとして選手権に付随して行われる合同テストと、毎レース金曜日に行われる45分x2回の走行のみです。テスト規制が開始されると、毎回テスト・レースが終了すると、エンジン制御用のコンピューターユニットがはずされてルノーの人が持って行ってしまうという事です。
IMG_1253.JPGクリックで拡大使用できるタイヤにも制限があり、3月1日以後、選手権終了まで、参加者は、32セット(128本)のタイヤが供給されます(通し番号で管理) つまり、公式テストでも、使用するタイヤを慎重に考慮しないと、年間の本数の制限があるため、後になるとタイヤが不足するという事になりかねません。レースが開催されるサーキットは、7つであり、2サーキットは、2イベント開催されます。 それぞれが異なるタイプのサーキットで、例えばブランズハッチは、1周が2km程度の短いコースです。 一方、スラックストンというコースは、1周で2回しかブレーキを踏まないコースと言われ、平均時速が200kmを軽く越える、高速サーキットです。また今年は、シルバーストーンサーキットのグランプリコース(F1用)でのレースが組み込まれています。

フォーミュラルノー2.0の車輌の特徴は?

IMG_1394.JPGクリックで拡大しますフォーミュラルノー選手権に使用される車は、タトゥース製のフルカーボンシャーシに、ルノー製2Lのエンジンを搭載しています。 このエンジンは、ルノークリオ(日本名ルーテシア)にの使われている2Lエンジンをドライサンプ仕様としたもので、1998cc/192馬力です。
これだけでは、乗用車と変わらない?と感じるかもしれませんが、この車は純粋な競技車両で、ドライバーを含めて車重は、565kgです。
最高速度は、250km程度ですが、市販車と異なるのは、加速力です。
時速0km-160km加速は、4.85秒。 因みに、スポーツカーで非常に高性能であるポルシェGT3(1,600万円します。また馬力も415馬力です)でも0km-160km加速には、8.7秒かかります。 つまり静止状態から時速160kmに加速するのに、ポルシェGT3よりも約4秒速いという事です。 レース車輌がいかに加速力があるかわかると思います。

シリーズは何レース?

3/29日のブランズハッチ開幕戦を含め、10イベント20レースです。今年は、ブランズハッチ、ロッキンガム、ドニントンパーク、スラックストン、クロフト、シルバーストーン(GP)、スネッタートン、オウルトンパーク、シルバーストーン(GP)、ブランズハッチ(GP)という順です。開幕戦が3/29-30、次のレースが4/12-13、そして5月は、3-4, 17-18, 31-6/1, 6/7-8と5月から6月は2週間おき、又は連続した週末でレースがあります。 その後7月中旬、下旬にレースがあり、後は、8月末と9月末というスケジュールです。 開幕戦から6月までの12レースが、非常に詰まっていますので、今年は開幕から集中しないといけません。

08年レギュレーションの特徴は?

08年は、大きな車輌規格の変更はありませんでしたが、エアロパーツについて、仕様変更がありました。 基本的には、07年よりもダウンフォースを削るというもの。 またエンジンについて、4回優勝したドライバーは、同一エンジンを以後使用できません。(チーム内で交換)
またタイヤは、昨年の27セットから、32セットに増加しました。 レースにおいて、予選から決勝まで1セットプラス2本のタイヤ交換が今年は認められています。

合同テストは?

2/26日より4週間連続で、毎週2日間4箇所のコースで合同テストが行われます。 その後、レースの合間にも合同テストが組まれており、年間では、フォーミュラルノーのみの占有テスト(走行)が11日間設けられています。 さらにクリオカップとの交互走行日が2日あり、合計で13日のテスト走行があります。 占有走行の場合、午前中約3時間、午後約3時間と一日で6時間の占有走行時間があり、走り込める事でも特徴があります。 

賞金はあるの?

フォーミュラルノーには、プロを目指すドライバー以外はまずいません。 実際にシリーズでは賞金もでます。 ただし、その金額はわずかなものです。 参戦するドライバーは、賞金よりも上級クラスへのステップアップの為の評価を得る事が最大の目的です。 実際の賞金としては、年間チャンピオンには、10,000ポンド(約220万円)です。 しかし、賞金以外に、ルノーの上級クラスFR3.5の無料走行テストの機会が与えられます。(これが実際のステップアップへの手がかりです) シリーズ2位以下は、6位まで賞金がでますがわずかです。 またレース毎にも賞金がありますが、1位が300ポンドです。

テレビ放映はあるの?

英国でITVが英国ツーリングカー選手権を放送しています。この中で、フォーミュラルノー選手権も放送されます。 毎回、1−2台に車載カメラを積んで走っています。