2008シリーズ Round2 予選・決勝
予選1 5位 決勝1 9位
予選2 10位 決勝2 16位
決まらないセットと格闘し決勝1は、9位。 決勝2は好スタートを切るも第2ヘアピンで接触、破損。 何とか走れたが16位で終了。
第2ラウンドは、結果から言えば、とても悔しいレースとなりました。 ゴムの乗った独特の路面でのセットがどうしても決まらず苦闘の第1レース。 大幅なセット変更で、勝負をかけた第2レースは、好スタートを切ったものの、第2ヘアピンで前走者のスピンに巻き込まれ車両破損。 16位完走がやっとという結果。 あまりにも悔しい結果ですが、破損状態での走行でも、ついに課題の箇所の修正に成功。 次のレースこそ開幕戦と思い出直します!
予選1&2 無理を承知のアタックで予選1は5位。 第2予選は、苦悩の10位。
今回の第2ラウンドでは、予選1,2と決勝1が土曜日に行われ、決勝2が日曜日となります。 土曜日は前日の嵐は去って、ドライの状態。 陽も差しており予選1開始の10:00過ぎには、路面は完全に乾きました。
予選1は、セットについては、依然として解決されていない課題を残したままでした。 最終ヘアピンの立ち上がりで、リアの踏ん張りが無く、どうしてもアクセルを開けるタイミングが遅れます。 路面ができていない状態では、問題は少ないのですが、ゴムがのってくるとこの症状がひどくなります。 チームともいろいろ検討を行ってきましたが、公式テストになると雨でセッションがつぶされ、どうしてもセットアップが遅れています。
それでも予選1は、まだ路面が荒れている状態であったので、ここはとにかくアタック。 また気温が低いのに、BTCCの朝の公式テストで路面のグリップは上がっている事が、走り出すとすぐにわかったので、ここはタイヤのウオームアップを慎重に行いました。 案の定、タイヤのウオームアップを急いだ連中のタイムは伸びません。 さらに最終ヘアピンの問題箇所のバリア部分が通れる状態だったので、ここは縁石をまたぐ一発勝負。 これで最終の立ち上がりの遅さをカバーして、5番手! おそらく本来であれば8−9番手がやっとだったので、ここは決まりまし。
予選2は、午後から。 路面は完全にドライ。 ここでチームとセットについて、再度協議し、フロントとリアのセットを若干変更して臨む事に。 スタートから若干改善は見られたものの、どうしてもリアの踏ん張りがきかず、さらには高速区間でリアが出る(すべる)症状もあり、ペースは上げられず結局10位。
BTCCの車両が走った、ゴムが乗った独特の路面に、どうしても車両がマッチしません。 チームメートのジョッシュとケイレンは、予選1が、15,16位。 予選2が13,15位とこちらも苦しんでいます。 3台ともに同じ症状で、ヘアピン立ち上がりでリアが流れる、また高速区間でリアがながれるというもので、いろいろ協議しましたが、何と言ってもレースでセット変更を試すという苦しい展開です。
決勝1 クラッチがつながらない!! ペースが上がらない! 必死の守りの9位。
決勝1は、夕方5時過ぎから。 路面はドライで、チームともセットについていろいろ協議しましたが、課題のポイントについては、トニーとも一致しているものの、解決策がやはりギャンブルとなる事から、決勝1は、苦しい状態ながらセット変更はせず、予選2のまま。 一方、ジョッシュは、少しセットを変えてトライとなりました。
5番手グリッドながら、苦戦。フォーメーションを行い、グリッドにつく直前にスタート練習を2度行いましたが、そのとき「ガリ」と違和感。 しかし、そのままグリッドにつき、いざスタート。 シグナルが消えて、クラッチをミート!! あれ??? ミートしない。 いつものポイントでクラッチがつながりません。 あわててさらにミート位置を上げたものの、こんどはガクンとつながってエンストしかかり、アクセルを開けてエンストは回避したものの、ホイルスピン。 完全に出遅れます。
2コーナーのヘアピンでは、既に3台に先行され8位!
そのまま周回したものの最終コーナーの立ち上がりが明らかに遅く(リアがすべってしまう)前について行けません。 後ろからフォーテックのウエッブが詰めてきましたが、やはり最終シケインでリアをスライドさせた為、立ち上がりが遅く、メインストレートで並ばれ抜かれて、9位。
さらに後ろからはサーティース&コブラ2台が来ますが、明らかにストレートの速さが違う!! これはとにかくポジションの死守。 幸いサーティースは、インフィールドでミスをしてくれて、おまけに明らかに速いコブラ2台を抑えています。 ペースが上がらないものの、ここはストレート区間を守ればポジションは死守できると思い、ブレーキバランスを調整して、インフィールドでの突っ込みで稼ぎ、これでストレート区間を逃げる。 その上で、第2ヘアピンの飛び込みでがんばってポジションを守るという事で、何とかしのいで9位。
スタートのクラッチの問題で3台に抜かれましたが、レースペースは明らかにこちらが遅く、ミスしていなくてもこれは同じだったでしょう。 レース後クラッチを調べてもらいましたが、オイルが分離して、焼けていました。 これはしかし、僕の操作上の問題。 トニーからルノーのクラッチの特性を説明され、今後このような問題が出ないように修正する事にしました。 決勝1は、結局9位でしたが、正直なところ、もともと予選も無理した縁石カットの勝負がなければ8−9番手でしたので、何とか死守したというところ。 ただし、レースペースが、何と「13位」とこれはひどい。 これでは絶対に上位は無理です。 チームと再度協議の結果、やりたくはないものの、決勝2では、大幅なセット変更で臨む事となりました。
決勝2 ばっちりのスタートで順位を上げるもスピンに巻き込まれる! 壊れたウイング、まがった右フロントタイヤだったが、何とか完走。
決勝2は10位スタート。 日曜日の午後2時で、路面もドライ。 ばっちりBTCCの車両のゴムが乗った路面です。
今回の決勝2では、セットをかなり変えました。 特にリア周りを変更して、決勝に臨みました。
決勝2では、セットを大きく変えて臨みました。前回のクラッチのミスを起こさないように、扱いを修正して臨んだスタートは、ここ一発でうまく決まり、スタート直後に9番手のサーティースを抜いて9番手にアップ。 8位のブッザイもスタートがうまくなかったので、2コーナーで抜きにかかったものの、ストレートの伸びがブッザイの方がいい。 ブッザイのウイングの方がフラットのようです。 2コーナーでは、ブッザイをさせなかったものの、今回のセットはなかなかいい感触で、リア周りも2コーナー・ヘアピンの立ち上がりでしっかりしています。 ここで前の方で、ローアンとストーンマンがコースからはみ出しやや失速。 第2ヘアピンに向けて一気に詰めて、僕はアウト側からストーンマンに並びかけました。 ストーンマンは、僕の半車身ほど前方だったものの、完全にブレーキで無理をしてタイヤロックしてアウトにふくれました。 「チャンス」とこちらは普通にブレーキングしてインに切り込み「バイバイ」というところで、何とストーンマンは、スピン。 そのまま何とイン側に切れ込んできて、これはいわゆるイン巻きという奴で、スピンしながら、イン側に巻き込んでくる奴です。
一方、こちらもスタート1周目の集団の中。 逃げ場がなく、ストーンマンに突っ込むのを避けるためブレーキ!! しかしストーンマンは必死にブレーキングしながら、インに逃げる僕の車体に接触。 左フロントとノーズが当たりました。 しかし激突にはならず、破損はしたものの、ぎりぎり回避で停止。
しかし、停止直後に、ミラーには、後ろからすごい勢いで来る、黒い車両が!!! 次の瞬間、右リアタイヤに、オークスが乗り上げ、宙に舞い、さらに僕の右フロントタイヤに当たって着地!!! このオークスに今度は後ろからコブラのジェンキンスが突っ込み、2台はそのまま吹き飛んでいきました。 僕は最後尾でなんとか再始動したものの、左のフロントの翼端板はなくなり、またウイングの付け根が折れて垂れ下がっています。 さらにオークスが接触した右フロントタイヤのサスペンションにもダメージがあり、まっすぐ走りません。
しかし、これまた奇跡的にオークスが乗り上げたリア周りはダメージはなし!!
接触でフロント左ウイングが破損。 またフロントの右と左のタイヤの角度が違います。 ハの字状態。
直線区間は、ハンドルを切った状態で直進。 コーナーでハンドルをもどすと切り込んでゆくという状態。 ウイングは壊れているのでストレートは、まったくダメ。
直線区間では、まったくダメなものの、幸いダメージの無かったリアセクションの調子は良く、ヘアピンでもリアが踏ん張ってくれています。 この為、インフィールドの区間では、ハンドルもまともでない状態ながら、そこそこ走れます。 (フロントはタイロッドが曲がっていたので、右タイヤがハンドルを切った状態となっていました)
とにかく完走を目指し、そのまま走り、またリアセットの状態の確認をしました。 ゴールして16位。走行車両の最後尾でした。
せっかくスタートも決まり、苦労していたリア周りも、いい感触となり、グリップ感が出てきたのに、あまりにも残念な結果でした。
レース結果は残念。 でも壊れた車両でも、この完走による車両テストのデータは大きい!
ウイングが壊れ、ひん曲がったサスペンションの為、ハンドルを切った状態でしか直進できない状態ながら、今回、最後までレース中に、集団についてゆく事ができました。車の状態から、オーバル区間ではウイングは効かず、さらにフロントタイヤの片方が曲がっているので、直進にブレーキが効いた状態。 それでも1周タイムで、前を詰める事ができた事は、本当に大きな手応えです。 まだまだ改善は必要ですが、再三苦労していたインフィールドと最終コーナーの立ち上がりでリアがグリップします。 この感触では少なくともトップ集団と戦えるところまで来ている感じです。
ブランズハッチの第2レースから、ずっと続いてた症状は、ようやく解決の方向が見えました。 特に今回のレース2は、ドライの路面、BTCCのゴムがたっぷりのった路面。 さらにセットが決まっていないと歯が立たないロッキンガムというコースを考えると、第2レースで挑んだセットは、少なくとも今までもっともいいセットです。
苦しくても、成果がありました。 応援よろしくお願いします。たとえ最下位であっても、今回最後まで周回できた意味がありました。 リアにはダメージはなかったので、リアのグリップ感、動きとも十分に試す事ができました。 チームメートのケイレンが10位、ジョッシュが12位という結果で、チームとしては、大苦戦のラウンド2でしたが、チームとして前進できました。 次こそ、開幕戦として逆襲します。 僕のコーチのロブがいつも「どんな事があっても最後まで走ってゴールしろ! トラックに残る事で必ず次につながる!」と言っていますが、まさにその通りです。 ウイングが壊れていても、まっすぐ走らなくても、レースの路面のセットを詰めてゆく上では、実際に走らない限り、セットは進みません。 最後尾という事は、本当に悔しいですが、それでもセットを進める事ができました。 このデータは、セットの方向を決める上で、大きな成果です。チームも次に向けて、真剣です。 結果は良くありませんでしたが、必ずいい走りをしてみせます。是非応援をよろしくお願いします。
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