英国レースの様子

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更新日 2009-05-17 | 作成日 2008-02-23

RACE REPORT
英国レースの様子

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英国レースの様子

お客さんとの接点が多く、とても身近な雰囲気



僕の出場しているフォーミュラルノー選手権は、英国ツーリングカー選手権(BTCC)との併載です。(BTCCのサポートレースです) フォーミュラルノーの他には、ポルシェカップ、セアトカップなどがあり、英国主要レースの一つですから、お客さんもたくさん来ます。spectator12.jpgお客さんの入りは、毎レースなかなかのものです! そして何より日本と違うと感じたのは、「どこにでもお客さんが入ってくる」事です。

BTCCがメインガレージを使いますから、ブランズハッチでは、フォーミュラルノーは、広大な駐車場がピットとなります。 各チームがトレーラーからテントを張り、その中に車両が入ります。 そしてこのテントには、お客さんがいろいろのぞきに来ます。 家族連れや、こどもなども興味をもってのぞきにきます。team_awning3.jpgいろいろな人がテントを訪れます
もちろんチーム関係者もたくさんきますが、本当に一般の人、また将来レースに出たいという者など、いろいろ来ます。 そしてその人たちにもチームは丁寧に対応しています。 
assembleyarea.jpgレース前のピットへの移動時には、観客が撮影に集まりますレース前の車両準備段階でも、すぐそばまでこれます。 おそらく日本との最大の違いは、観客とレースチーム・車両・ドライバーの近さなのではないでしょうか。 サポートレースのフォーミュラルノーなど、当然ピット周辺の立ち入りもただ。 気軽に歩き回っています。

サーキットの一日


レースの朝はだいたい7−8時頃にサーキットに着きます。 その上で、まず朝食!! これはルノーがホスピタリティーブースを持っていて、ドライバーはここで食事が食べられます。 朝は、ここで食事して、結構寝ています。sho_hospitality.jpgいつでも食事がとれます
昼食も同様に、ホスピタリティーブースで食べます。 日本にいるときは、いろいろ好き嫌いもありましたが、英国ではそのような事はいっていられないので、大体なんでも食べます(ただし、魚のパイはダメ) ルノーのブースには、サラダもあるので、ここではサラダを食べます。 ちなみに後ろにいるのは、チームメイトのケイレン君&家族&彼女。sho_drivebrief.jpg何故か、彼女が来る場合が多い! 

また僕のチームは、チームスポンサーに英国の薬品メーカーApotex UKがつていますので、このスポンサーがブランズハッチのゲスト用の部屋を持っています。 ここは、メインスタンドど真ん中! テラスもメンバー専用です。 ここにお客さんを招いています。 各イベントでこのようなお客さんを招くもので、この会社にとっては、レースをマーケティングに使っているというものです。 ブランズハッチは、ロンドンからも近く、観客も多いですから、今回は「グリッドガール」が現れました。sho_gridgirl.jpgグリッドガール登場! これは慣れていない。 ピットへの移動前などに、チームのお客さんとの写真などを撮りましたが、どうもこれは慣れていない。写真の後ろのほうでは、他のチームのおやじがニヤニヤしています。 ウーム、さすがにグリッドガールは、我がチームだけでした。 グリッドガールは苦手ですが、それでも、チームのゲストルームでは、あいさつをしたり、それなりに対応をがんばりました。team_sponsor5.jpg出来る限りゲストにも対応します!

熱心な観客、モータースポーツの裾野の差を痛感


ブランズハッチは、ロンドンからも1時間ちょいくらいです。 今回のレースは結構、雨などのコンディション変化もありましたが、お客さんは一杯。 とにかくサーキットを取り囲む様にお客さんがいます。 当然、BTCCのパドックも立派なものですし、店も一杯。 おお、移動遊園地付き!!!playingground.jpg移動遊園地!!spectator5.jpgコースをぐるっと取り囲む観客paddock_btcc1.jpgメーカーブースも多数

フォーミュラルノー選手権は、BTCCと一緒に、これから英国各地のサーキットを転戦します。 それぞれのサーキットで雰囲気は異なりますが、また改めて紹介します。

















レースの進行は?

レースは、1ラウンド毎に2レース行われます。
予選の前の金曜日には、通常45分x2の公式テストがあります。この45分は、合同テストと異なり、まさに予選の行われる時間に合わせて時間が設定されています。 短い45分で、予選の為のセットアップを行うのです。 ただし、中にはスラックストンのように、前日公式テスト無し、いきなり予選というものもあります。
多くの場合は、土曜日に20分x2回の予選が行われ、決勝のグリッドが決定されます。 ただし、大きなイベントの場合には、30分程度の予選1回で、2レースのグリッドを決める場合もあります。 この場合には、ベストタイム順で第1レースのグリッドを、セカンドベスト(各人の2番目にいいタイム)で第2レースのグリッドを決めます。 決勝は、日曜日に2レースが中心ですが、やはり大きなイベントの場合、土曜日に1回の予選でグリッドを決め、第1レースは、土曜日の夕方の場合もあります。

公式テスト(予選前日)

これは、予選の為の最後のセットアップ時間です。 新品タイヤでのアタック練習をするもの、決勝セットアップの為のテストをするものなどさまざまです。 短い公式テストでセットアップを完了しなければ、次の日の予選では苦しい事になります。 公式テストでセットが決まらないと、予選は当然苦戦します。 さらに予選から決勝まで使えるタイヤは1セットなので、予選が苦しいと、タイヤにも負担がかかり、ますますレースでは不利です。 この為、前日テストは非常に重要です。

予選

予選は、20分x2回が通常ですが、1回目の予選(第1レース用)と2回目の予選(第2レース用)は、通常2−3時間間が空いています。 予選から決勝までは、使えるタイヤは1セットのみですので、1回目の予選は、皆新品タイヤ。 ここでいかに短い時間でベストタイムを出すかがポイントです。 タイムが出なくて、グルグル周回するとタイヤがどんどん減ります。 ここで数周でいいタイムを出せれば、2回目の予選も有利です。 
一方、2回目の予選も、当然短い周回数でタイムを出すことは同じですが、1回目で既におろしたタイヤで行われます。 2回目の予選では、翌日の第1レースも睨んだ、中古タイヤでのセットを探る事も重要です。 大体、トップ集団は、1回目の予選も2回目の予選もそれぞれ数ラップしか走りません。

決勝

決勝は、短いサーキット(ブランズハッチ)で、24周、通常は15−6周です。 使うタイヤは、前日予選で使用したものを、そのまま2レース使用します。 この為、第1レースでは、次のレースに備えて、タイヤを温存する事を考慮する必要もあります。